nevergreen

私の心の限界が私の世界の限界である

アイマス劇場版覚え書き

3回目見てきて納得できたところとか新しく発見したこととか箇条書き。
初回と2回目見てきたときの感想なんかはこちらを見ていただければと思います。



で、例によってネタバレです。ご注意ください。
というか、ネタバレ解禁基準っていつからなんでしょうね。
Twitterでつぶやくときすごく気にします。見てない人もいるのでね。悩ましい。






クソコラで行数稼いだのでいきますか。まずは全体的なところから。

・特典のコミックス0巻
これはよい。上映前にさっとでもいいから目を通しておくと、劇場版のストーリーがより深いものになる。けっこう前からPが「自分はこのままでいいのか」って悩んでるのもわかるし、美希の春香への態度が変わってる(Pを取られてむくれてるだけじゃなくなった)のも。

・音響面について

席によってSEや声の聞こえ方が違うという話を聞いたので、今回は端のほうに行ってみたのだけどあんまり変わらなかった(ちなみに3回とも札幌シネマフロンティアでの観賞)。まあ初週とシアター変わった(小さくなった)し、そこらへんは大きなシアターで音響ばっちりなところじゃないとわからないと思う。もしくは円盤での5.1chに期待するしかないので円盤はよ。

・「M@STERPIECE」耐性について

ある程度つくかもしれませんが、CD聞きこんでても泣くときゃ泣きます。覚悟しましょう。
今回は大サビで我慢できませんでしたし、例えこらえきれたとしてもエンディングの「虹色ミラクル」でその分泣きます。ちかたないね。「虹色ミラクル」早くじっくり聞きたいです。
あと、あのダンスシーンを使った劇場版の新CMが公開されたわけですが、1フレーム程度の枚数でおにぎり波入れてるのとか劇場で見てても全然わかんないよ!ていうかスタッフの愛が重いよ!






次にストーリーの細かいところで。

・EDでPが帰ってくる絵は必要だったのかどうかという点
あれは必要だったんだろうなと咀嚼しました。
行ったきりで終わるのではなく、きちんと帰ってくるシーンを描いてアニマスとしての落としどころはつけなければならなかっただろうし、それ以上に思うのはPが今回悩んでハリウッド行きを選択→研修を終えて帰ってくる、という流れを描くことがすなわち、「お前らも先に進んで成長していこうぜ、アイマス盛り上げようぜ」という公式からのメッセージなんだと理解した。

・ダンスシーンのラストの振り付け
がっしり脚を広げて立って腕をだんだん上げていくあの振り付けが、不知火型の土俵入りにしか見えなくなってきた。僕はどうすればいいんでしょうか。



・合宿最終日の春香とPの会話シーン
どうしてもこのシーンで津名さんのMADを思い出すのです。
「見守る」が自分の中でのキーになったのかな、見たことない人はぜひ。


・ダンスチームからの「うまくいってない」というメール
ダンスチームの中からは「うまくいってない」というメールが送られてきますが、スクールから765へは「特に問題ない」と報告され、齟齬が出ています。
そりゃあアイドル養成スクールなんだもの、送り込んでる立場としては「これで765に睨まれたらどうしよう・・・このまま潰れちゃう・・・」って怖くなるから「特に問題ありません」っていう報告しちゃうよね。まあそれが一番やっちゃいけないことだというのはさておいて。

・善澤さんの春香への質問シーン
どうして春香がリーダーに指名されたんだと思う?って春香が善澤さんに質問されたところ。春香はここで「Pのいちばん近くにいたからかなあ」って答え、善澤さんが「ある意味それも正解だね」って言うんですが、つまり「いちばん近くにいる」=「Pの思いを一番代弁してくれる」ということなのね。(もちろん、リアルにおいては一番近くにいる人が一番理解してくれる人とは限らないわけですが)。
もしこの思いを春香が完全に理解していたら、たぶんアリーナライブは成功しなかったし、可奈を迎えに行くのがもっと遅れてダンサーチームと765チームの間に決定的な亀裂ができていたと思う。志保以外の765アイドル、特に伊織なんかはしびれを切らしちゃったんじゃないだろうか。そういう意味で、ここの春香の鈍感さが必要だったんだろうなあと。

というところでした。週末はあさぽんの舞台挨拶行ってきます。