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私の心の限界が私の世界の限界である

シュシュブリーズの配合相手を考えよう2022

今年もこの季節ですね。

 

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<ルール>

ルールとしては「満口かどうかにかかわらずサラブレッドの種牡馬なら応募可」
つまり:割と何でもあり。

とはいえKingmanとかFrankelとかArrogateとかは海外の壁や時間の壁を乗り越えないと
いかんので国内種牡馬で考えましょう。東北・九州の種馬も輸送がネックになるので
道内繁養。あとJBBAにいる種牡馬も、種付けするには前年秋くらいには申し込んでないといけないので実質的にアウト。

つまり

・社台スタリオン

・ダーレー

アロースタッド

優駿スタリオン

ビッグレッド

レックススタッド

イーストスタッド

・ブリーダーズスタリオン

種牡馬から選ぶ。

(いやまあ個人所有とかいろいろあるけど、そこは置いといて)

 

<配合で重要視したいこと>

まずはシュシュブリーズの血統構成を見ましょう。

f:id:nevergreen:20220217183629p:plainこうやって見るとNothern Dancer全然いないですね。そのかわりRoberto~Hail to Reasonがたっぷり詰まってます。いじりがいがあるのは母母父のティンバーカントリーだと個人的に思っていまして、このティンバーカントリーが入っているともれなくダート馬を出すんです。著名な例を挙げると、

・母は2冠牝馬ベガにして自身も2歳時に朝日杯FSを勝ったものの、その後ダートに転向してG1を6勝したアドマイヤドン

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・母系がエリシオ~Machiavellianとバリバリのオークス向けだったのに南関東のクラシック2冠となったカイカヨソウ

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泣く子も黙る南関東牝馬3冠を成し遂げたチャームアスリープ

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見事にダート。芝重賞勝ったのってトウショウナイトアルゼンチン共和国杯)くらいしかいないんじゃなかろうか。

というわけで、テーマは

ティンバーカントリー由来のダート力を増幅させて
②スピードを足して
③なんならNothern Dancer足したいですよね

として、ダートで走らせたい。
無事に生まれてきて、さて将来はとなったらセリに出したとしても、カワンゴ自持ちで大井に持っていくとしても、どっちにしても対応できる配合にしておきたい。

あと、ここまでの産駒を見る限り、シュシュブリーズは父の良さを引き出すタイプの肌馬なんだろうなというのも考えておきたい。

 

<配合案>

ではどうしましょうか。

ヘニーヒューズ

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ド安定のヘニーヒューズ。そらセリでも自持ちでもいけるでしょう。ヘニーヒューズ自身の年齢を考えると、今年あたりがラストチャンスでは?とも思えますし。
不安点はNorthern Dancerを足すとしても薄めなのと、体が大きくなりすぎることくらいかなあ。

 

②マインドユアビスケッツ

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フジキセキ×Deputy Minister系の黄金ニックス。マインドユアビスケッツ自身はすらっとした体形なので、体がデカくてデカくて…みたいな悩みはなさそう。Silver DeputyとAwesome Againで2本の別系統Deputy Ministerがニックスされるのも面白い。
不安材料としてはまーたRoberto~Hail To Reasonが濃くなっちゃうところ。硬すぎないといいんですけど。

 

ディスクリートキャット

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In Reality5×5のクロスしかないように見えるんですが、ティンバーカントリーの父Woodmanは父Mr. Prospector、母プレイメイトプレイメイトの全姉妹にNumbered Accountがおり、全姉妹クロス5×6となります。Numbered Account=プレイメイトのクロス持ちでは根岸S勝ちのエアハリファなどがいまして、やっぱりダートでのパワー増幅となります。
不安点はディスクリートキャット産駒の購買価格。昨年のサマーセールでは12頭上場して平均442万と物足りない結果ではありましたので、デクラレーションオブウォーやベストウォーリアあたりのライバルと比べてもパンチ力が弱いかなあとは思っています。

 

④ベンバトル

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とにかくドバイで強かったベンバトル。今年からビッグレッドファームで供用されています。Fall Aspen5×5の牝系クロスでHyperion増幅となるのもいいですし、ベンバトルが持っているエタン~Sherpen Upのキレ味も魅力。芝中距離で長く使えそうな感じではあります。
不安点は新種牡馬ゆえにベンバトルの産駒評価が未知数であることですかね。セリに出すとしてどのくらいの値が付くのかよくわからん。

 

カリフォルニアクローム

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アメリカの大ヒーロー、カリフォルニアクローム。NDはないもののミスプロ持ち、加えて③のディスクリートキャットで解説したようにNumbered Account=プレイメイトが3本。BuckpasserとLa Troienneが増幅されてムキムキにアメリカン。ホームラン打つならこれだろうと思うんです。
不安点はただ一つ、昨年シュシュブリーズはカリフォルニアクロームを種付けしたものの不受胎。配合変更でサンダースノー(2年連続)となった経緯があります。馬同士の相性が合わない可能性はあります。

 

<おまけ>

⑥キセキ

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石川オーナー!いかがですか!!!!!!!!

 

ありがとうございました。