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私の心の限界が私の世界の限界である

ニコマスPデビューから1ヶ月経ったんだけど

わたくし、9月10日にニコマスPデビューをいたしました。



デビューして約1ヶ月、もうちょっとで1000再生というところだし、なんかそのあたりの話をつらつら書いていこうかなと思います。

<きっかけ>
昔からなんか作りたいなーとか思いながらニコマスは見てました。5年くらい。でもこんな技術どうすればいいのかわからん。すげーなー、俺無理だわーって思いながら見てました。
転機になったのは8thツアーです。遠征やオフ会でいろんな人と話をして、ああやっぱニコマス作ってみたいなあ。ヘタでもいいから。って思ったのです。じゃあまずは環境を整えてみるかー。と8th横浜あたりから準備をはじめました。

<作成環境の話>
とはいえ金もない。高スペックのPCもない。というわけでフリーソフトで有名なAviUtlをまず使う事にしました。でも知ってるのはソフトの存在だけなのでどうしていいのかよくわからん。そこで「AviUtl講座」タグの動画を何回も見ました。


動画を見ながらインストール、サンプル動画を用意していろいろいじる。というのを何日か繰り返して練習。エフェクトやらアニメーション効果を2つ3つ重ねるとCPU使用率が100%でフル回転、出力される動画もカクカクになることがよくわかりました。うむ、貧弱。

ちなみにPCのスペックはこんな感じ。
Acer ASX5812-A52
CPU:Core2Duo E7600(3.06GHz)
メモリ:4GB
HDD:640GB+外付け1TB
ビデオカード:SAPHIRE HD6450(安くてロープロファイル、消費電力少ないエントリーモデル)
DVDドライブ:壊れてて開かない(外付けBDドライブ使用)
うん、ちょっときついね。BD見るのにできるだけプロセス落とさないときつい環境だからね。

もろもろ確認したところでいざ制作へ。


<動画作成の話>
じゃあ何を作るか、っていう話ですが、決めてました。
投稿者コメントにも書いた話ですが、自分の初めては好きなアイドルと好きな曲で作るんだと決めていました。千早とキリンジの「Drifter」です。素材も千早回でド号泣したアニマスからです。ていうか曲のテイストを考えるとアニマスが一番でした。
まずは曲をエンドレスで聞きながらエディタに歌詞を打ち込み、どのパートにどのシーンを入れたいのか、どういう流れにしたいのか一人ブレストします。
それに加えて「Drifter」は歌詞が抽象的というか、シンプルでいろんな解釈ができるので、そこを統一させないとなーということも気をつけました。聴き方によってはこの曲、

・暴力をふるう父とそれを受ける息子の歌
・恋人の自殺した過去に苦しむ歌
・これから家庭を持つ夫の不安と決意の歌

と、最後のはともかく割と救いのない感じの歌になったりします。
そこで「千早が苦しみを乗り越える」ってストーリーで固めて作ろう、そうしないとただただ暗くて救いのないものになる、と心に決めます。そうなると必然的に20話の「約束」の展開と、その伏線になります。
そうしてシーンと曲とを合わせるわけですが、前述の一人ブレストを細かくやっていたおかげでシーン選択は楽でした。というかむしろそこまでに半分以上の時間を費やしています。

一番どうしようと迷ったのはここ。



歌詞で言うと
「いろんな人がいて いろんなことを言うよ」
っていうところなんですが、ここをどうするか。千早の過去がスクープされたときのマスコミ報道のシーンとか使ってみようと思ったんですが、それだとひたすら重くて暗い雰囲気になると思ったので愛ちゃんの明るさに救いを求めました。完成したらひたすらチェックして修正してつんでれんこに突っ込んで、アップロード。
結果的にエフェクトあんまり使いませんでした。もっぱら色調補正。ガツっとつけたのはここらへんくらいですね。




<作ってみて思ったこと>
千早がもっと好きになりました。より強い思い入れが生まれました。
あと、はるちはのカップリングっていいよね、としみじみしました。
アニマスも今再放送を見ているけど、動画作ってて「ああ、こういう表現があったんだ」というのを再発見できましたね。
なんでしょうね、大好きな彼女に改めて惚れ直すみたいな、そんな感じ。
(リアルでそんな感じになったのはいつだとか聞かないお約束)

というわけで現在3作のアニマスMADを上げているわけですが、まだまだ「あれを作りたい、これを作りたい」というアイデアはあるので続けていくと思います。
そんな「あれを作りたい」の1個目がこちらの新作になります。



星野源、いいですよね。
それでは良い連休を。