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私の心の限界が私の世界の限界である

KAKU-tail THE@TER for 765MILLIONSTARS!! に参加しました(作るまで編)#KAKUtail



ニコマスイベント「KAKU-tail THE@TER for 765MILLIONSTARS!! 」
参加させていただきました。自分の出番は「3rd night E」枠のトップでした。
自分の作品だけじゃなく、カクテルを見てくださった皆さん、コメントをくださった皆さん、
なによりファミエリさん主宰はじめ運営の皆さん、本当にありがとうございました!

いやー言いたいことはたくさんありますが、まずは順を追って書いていきますかね。
長くなりそうなので今回は「感想編」ということで、「どうして参加したか」
「どういう作品を作ろうと思ったのか」までを書こうと思います。
細かい技術的な話とか作品解説は次回スクショがっつり上げながら書いていくということで。



Twitterでファミエリさん(主宰)が囲まれているのを観測してニヨニヨしていた後日のこと。
このような告知動画が投稿されました。
もともと「KAKU-tail」というアイマスMADの投稿イベントは昔からずーっと見ていました。
ただ、自分はニコマスでデビューしたのは2013年。
今回までにいろいろなイベントに参加してはいたもの、「KAKU-tail」はすっかり
見上げるだけの存在でした。だからこそ今回はチャンスだなあ、と。
ちょっと迷ったものの最終的にはエントリーしました。これを逃したらたぶんずっと
後悔することになるだろうなあというのがミエミエだったんです。
だってそれで後悔していたイベントいっぱいあったんだもの!MSCとかな!
というわけで、どらつーさんMSCの開催楽しみにしています(圧力)。

話がそれました。
結果的には参加して良かったなあと思っています。
ニコマス始めて5年ちょっと、細々とでも作り続けていればなにがしか報いがあるというのは
いろんなイベントに参加して今ようやくわかってきたことです。
特に提出した後、「NoNoWire on the floor5」が開催されて自分の動画が2作品流れた
というのを知ったときに「ああ、カクテルに参加してよかったなあ」って心底思ったんです。
MAD作者なんて自己承認とエゴの塊みたいなもんで、いろんな人の目に留まって褒められて
「やったぜ」って言うためだけに生きてるようなもんなんですよ。
見てもらえなくてもいいや、で作るものがないとは言いません。
でも思い入れを込めて作ったものほど見て欲しいし、見てもらえなかったら悔しい
ましてやイベントで流れたら/流れなかったら、ですよ。
だったら作るしかない。
見てもらうしかない。
原動力はそこです。

話が長くなりました。
その後に「参加確定」とのお知らせと、「担当アイドル」と「お題」が
送られてきました。まずは抽選通った!やった!でもその次に自分の思ったこととしては

「参ったなあ」

の一言に尽きます。どうしろと。
担当アイドル「百瀬莉緒はまだいい。わかる。
お題「記者会見」はどうしろって言うんだよ!
そこでひとまずブレインストーミングしてみました。

・「莉緒が彼氏バレとか(検閲削除)バレして記者会見」
→アイドル闇堕ちはアウト。ましてやここまで真っ黒なの出す勇気は無い
・「幸せに結婚報告で記者会見」
→Pラブ勢ならともかく、非Pラブ勢から何言われるか分からない。
 俺は知ってるんだ。Pラブ勢と非Pラブ勢にはそれはそれは深い闇があるって、
・「船場○兆とか野々村○太郎パロ」
→闇堕ち以上にアカンだろそれ。ていうかそれ見てても楽しくねえだろ。
・「疑似m@s」
→作れなくもないが記者会見の実写映像を使う時点で楽しくない。無し。
 ていうか他の人がもっととんでもない疑似出すでしょ絶対。

というわけで作るのは「直球勝負のMAD」しかないことになりました。
となると、使う曲が大事になってくる。しかし果たして「記者会見」みたいな曲、あるかあ?
iTunesYoutubeをざっと探してみました。





あ り ま し た 。

それと同時に、この曲を最初に聞いたときは強烈なメッセージ性にやられて
何度も聞いていたことを思い出しました。それと同時に作る方向性も脳内に浮かびました。
ちょっとの毒と、笑い飛ばす軽薄さと、ネタを入れる箇所もある。
カクテルに出すにはこれしかない。
勝つる!これは勝つる!


・・・これしかないの?マジ?


脳内で構成が組み上がった頃に不安になりました。
だってこの曲結構な社会派よ?かなりの毒舌よ?DOTAMAのラップは人によって好き嫌いが
はっきり別れるよ?曲に莉緒が飲み込まれて「そこで踊っているだけ」になるかもよ?
ましてや俺、莉緒の曲で疑似m@s作って散々怒られたよね?(現在非公開です)
ほぼ脅迫みたいな案件もあったよね?
大丈夫なのか?本当に大丈夫なのか?

ぶっちゃけ製作する過程でいちばん時間をかけたのは「覚悟を決める」です。
締切までの期間はトータルで3ヶ月くらいありましたか、そのうち8割は
「覚悟を決める」がタスクです。
何をしてても「あの曲でいいのか」「この構成でいいのか」「莉緒に合わせられるか」
という考えを頭の片隅に置きながらの生活でした。
が、最終的にはこの気持ちになりました。

あの疑似作った罪で莉緒Pに刺されるんなら、せっかくだったらまともなMAD作って
刺されて死ぬ方がまだマシじゃねえか。
最終的に作れなくなったら莉緒のヅラ飛ばした後実写で俺が土下座すればいいんだろ!

もうわかった!作るからな!後のことなんか知るか!



合言葉は「FxxK OFF」です。
そうして自分の動画作りがはじまりました。

(以下続編)