nevergreen

私の心の限界が私の世界の限界である

歌詞が好きな曲10選

Pボウイさんのブロマガ「歌詞が好きな曲10選」に参加します。
基本レギュレーション
・曲ではなく、あくまでも「歌詞」で選ぶこと
(ただし、好きでもない曲から歌詞だけで選べる人はそういないと思うので、細かいことは言いっこなし)
・洋楽、邦楽、演歌、民謡、その他外国曲、歌詞がある曲なら何でもアリ
・1アーティストにつき何曲でもOK
・「特に好きな歌詞」を必ず抜粋すること
・歌詞に対するコメントは各自ご自由に(無理に書かなくてもよい)
・動画引用などは各自にお任せ(真っ黒ですからね……)
・投稿したらTwitterハッシュタグ#kashi10」を記載してつぶやくこと

こんな感じでどうでしょう?
特に集計はしませんが、
よかったら皆さんも、ご参加どうぞ!


ということで、ブロマガやってみたかったのでテストも兼ねて投稿です。
ポエム成分多めです。
歌詞暗めというかメッセージ性強いバラード系多いですね、選んでいるときにわかっていたことだけど。基本ネクラだからね、しょうがないね。あとPとしてはデビューしたてだけど、書きたくなっちゃったからね、しょうがないね。
あと個人的縛りとしてアイマス公式曲は抜きでいきます。

早速行ってみましょう。

1.フラワーカンパニーズ「深夜高速」


 僕が今までやってきた たくさんのひどい事
 僕が今まで言ってきた たくさんのひどい言葉
 涙なんかじゃ終わらない 忘れられない出来事
 ひとつ残らず持ってけ どこまでも持ってけよ

ボロボロ泣く。もう、一人でボロボロ泣く。歌えない。
自分にとっては「いろんなことを死ぬまで持って行く」って思えた、生きていきたいって思うことができた一曲。「生きていてよかった」って思える瞬間をちょっとずつ積み重ねて、生きて、そのくりかえし。今でもそうだし、これからもそうなんだろうなという感情が胸に何度も何度も突き刺さる。

2.堀込高樹「絶交」


 君を棄てて 仕事やめて
 今夜から冬支度をする
 錆び付く街 さようなら、だ
 静かな海はもう見納め

のっけからこの歌詞ですよ。いきなり「君を棄てて」って。
堀込高樹の歌詞って抽象性が高くていろんな解釈ができるところ(=妄想の余地があること)、こういうのっぴきならない言葉を使ってくるセンス、あとにじみ出る変態成分と個人的に好きなポイントがいっぱい。「クレゾールの魔法」って曲もいいですよ。
歌詞が変態で。

そうそう、キリンジの曲でニコマスデビューしたんでよろしくお願いします(宣伝)。

3.スピッツ夢追い虫


 上見るな 下見るな 誰もがそう言うけれど
 憧れ 裏切られ 傷つかない方法も
 身につけ 乗り越え どこへ行こうか?

スピッツ草野マサムネ)も抽象性の高い歌詞だけど、さっきの堀込高樹とちょっと違うのは叙情性かな。ちょっとしっとりしてるというか。個人的にスピッツ曲で他に好きなのは「君が思い出になる前に」とかですね。

4.坂本真綾「ユッカ」


 どうにもならないことや
 どうしようもない気持ち
 そんなものがきっと道をきめてゆく

そうなんだよ、そうなんだよね。
どうにもならないことの方がすごく多いという気はするけれども、それをどうしようもない気持ちで補ったり、さらに打ちのめされながらも進むしかないんだよね。
進んでるのか動いてないのかわからない瞬間があったりするけど道はもうここにあって、そこを進むしかない。そう決めた瞬間に前に進んでると実感できたりする。
そういうものなんだよね。

5.サカナクション「三日月サンセット」


 夕日赤く染め 空には鳥
 あたりまえの日没の中で
 君は今 背中越しに何を言おうか考えてたんだろう

すごく綺麗な描写の歌詞。
「あたりまえの日没」から広がる「あたりまえではない風景」がくっきりと想像できる。夕日のシチュエーションだけで「何を言おうか」という中身も想像できてしまう。
青春映画のワンシーンみたい。

6.吉田拓郎「人生を語らず」


 あの人のための 自分などと言わず
 あの人のために 去り行く事だ
 空を飛ぶ事よりは 地をはうために
 口を閉ざすんだ 臆病者として

衝撃受けましたね、この歌詞で。言葉で殴りつけられるんだけど、それがなんだか気持ちいいというかなんというか。
吉田拓郎の歌詞って、こういう決然としたところがあるんですよね。そういうところに励まされるというか、迷いを断ち切ってくれる気がします。

7.Jungle Smile「抱きしめたい」


 ねぇ、みんな同じだけ孤独で
 同じように怯えてるなら
 なにも怖がることないんだね
 私 あなた 抱きしめるよ

さっきの吉田拓郎が決然としたきっぱりした歌詞なんだけど、こっちは「迷い」からの「決意」をすごくストレートに伝える歌詞。いいですよねえ、Jungle Smile。希望も絶望もすべてひっくるめて歌ってしまうスタイル。
ちなみに長らく活動休止してましたが、ボーカルの高木郁乃さんはソロで活動を再開しております。

8.THEATRE BROOK「まばたき」

 さあ 今ここを旅立つのは勇気がいるぞ

 ドアを開け 空気をいっぱいに吸って
 さあ 今ここを旅立つため 心決めろ
 ドアを開け 一歩踏み出せ

がつんと自分のハラを決めさせてくれる歌詞ですね。THEATRE BROOKはそういう気持ちになりたいときに良く聞きます。おっしゃ!負けんな俺!って感じで。「カウント9」とかね。

9.鷲崎健「anymore」
<動画はないです>

 けれど もしも 一つも 何もかも届かぬのなら それでも
 それでも 今日も いつものようにうたいだすのだ

鷲崎健を司会業としか見てない人、勿体ないと思います。ほんとうにいい歌詞と歌(名曲も迷曲も)を作れる人なんですよ。こういう優しい決意のある歌を。
特に最新アルバムの「I Love Youのある世界」。レビューは自分の本家ブログに載せてるので興味のある方はどうぞ。

10.ICE「IT'S ALL RIGHT」



 あの日の道がここで途切れていて
 頭を下げる日々に慣れてきても
 望んだ夢は遠く消えていても
 それでも僕は叫んでる

最後にこれを持ってきました。辛いときに何回聞いたかわからない。
「それでも僕は叫んでる」。
うん、まさに。いろんなところで、いろんな言葉を叫んでる。自分に向けても叫んでる。むしろそっちの方が多いかもしれない。
今でも変わらないなあ。この曲を聞いた時から十数年叫び続けてるのでもうそろそろいいだろうという気持ちもあるし、これを止めたら死んじゃうという気持ちもあるし。たぶん後者なんでしょう、こうやってブログにまでしてるんだから。

ということで歌詞が好きな曲10選でした。お読み頂きありがとうございます。
これから次回作へ取りかかろうと思います。